百貨店クレカ審査の仕組みを審査部社員がぶっちゃけトーク

百貨店のカード審査では買い物中に店員に勧められて申請するケースが大半で、年収600万円以上あっても審査が通らない場合もあります

そんな時に「年収が高いのになんで通らないのか」といった事も聞かれたりしますが、審査における疑問を解決してもらいたいと思いカード審査でよくある内容を書いていきます

クレカ審査の仕組み

実は百貨店のクレカ審査では審査自体は審査会社が行うので百貨店で「なぜ通らない」と聞かれても客には答えられないのが本音です

百貨店の審査部では申込者が書いた信用情報を審査会社に送信し、審査会社からの承認・否認の判定を受領し申込者に伝える仕事をしています

承認の場合はカード作成へ、否認の場合はお断りを、たまに審査会社との通信エラーで後日改めて申し込みをお願いしますというのもあったりします が

こうした仕組みは客には伝えてはいけない禁則事項ですがここは百貨店じゃないので客には言えない仕組みについて深く触れてみたいと思います

クレカ審査申し込みでは色々と記入欄がありますよね

記入欄ごとに点数があって加点していった総合点数で判断する仕組みになっています

記入欄ごとに解説していきましょ

クレカ申込書にある記入欄の解説

①年収

年収は高い方が通りやすいですが単に高いだけでは百貨店のカードでは審査が通らない場合もあります

なぜかというと百貨店の商品は高額な物がありそれを買って返済できる能力があるかどうかを見られているからです

じゃあどうすれば通りやすい信用情報になるのかというと、家族構成欄です

②家族構成

年収が高い場合でも独身ではカード審査の難易度が高くなりますが、家族がいる場合はこれが下がることになります

カード所有者が返済不能になった場合家族が返済できるからです

個人的には年収よりも家族構成のほうが重要だと働いて思うことです

③職業

職業ごとに点数加点があります。

例えば一般的にはまず潰れることのない公務員、銀行員などは点数が高くなりますが、勤続年数の短い個人事業主(医師、弁護士、フリーランスライターなどなど)や収入の浮き沈みの大きい外資系社員はこれよりも低くなる傾向があります

ただ、個人的には信販のこうした決めつけは懐疑的な部分もあります。

本来安定職と言われ続けてきた航空会社は現在では高い点数であるもののコロナショックで賞与すら出ない職業に落ちているので信用としては低くなるはずが高いままになっているのに、浮き沈みはあるが年1000万以上稼ぐ外資の方が低くなるのは制度としてどうなのかと

安定職といっても仕事のニーズがなくなって企業が潰れたりクビになったらおしまいですからね

④「固定電話がない」から落ちるはウソ

クレカ審査を紹介する他サイトでは「固定電話がないと信用が悪くなる」という内容の記事も見受けますが、こうした事実はありません

現在は固定電話がなくとも点数が下がらない仕組みになっています。スマホが主流だからです

第一クレカ審査では点数加点方式を採用していますので固定電話がないということで点数が下がることはなく、それで落ちることはまずないです

(自分が接客した客や同僚の中で固定電話がないという理由で落ちた方はいません)

⑤過去のクレジットヒストリーは見られるがカードを持っていなくても作ることはできる

審査会社は申込者のクレジットカードヒストリーも参照しますが、「カードを一度も作ったことがない場合はカードを作れない」というのも実は誤りです

会社はクレジットカードを所有し計画的に使用していたか、デフォルト歴がないか、などを見ており、過去にデフォルトを起こした場合5年経過していればヒストリーから消去されます

ここで重要なのはデフォルト歴です。デフォルトが一度でもあると大幅減点されてしまい、他の項目でいくら高い信用情報を書いていても台無しになってしまいます

審査会社は申込者のカード所有歴については関心がありません。同じ信用情報であればカード所有者でデフォルトがある者よりもカードを所有したことがない者の方が高い点数となるため、「カードを作ったことがない人は作れない」は間違いです

どうしても通したいなら「家族がいる」と書けばいい

クレカ審査ではローン審査のような与信(勤務先への在職確認、銀行口座の残高照会)はありません

なのでどうしてもカードを作りたいだけなら500万~600万の年収、家族あり、一般企業社員と書いて申し込むことです

もちろん過去5年の間にデフォルトがないことが前提です

おおざっぱに言えば、審査会社は申込者がちゃんと遅延なく支払いしてくれるかビビってるわけ

だから遅延しないことをアピールする内容を書けば誰でも通りやすくなる仕組みなのです