【宿泊レビュー】三井ガーデンホテル柏の葉(エグゼクティブツイン)

 三井ガーデンホテル柏の葉は、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅前にあるホテルだ。秋葉原駅から約30分という立地に加え、東京大学からも隣接した場所にあり、2階にはカンファレンスセンターも設ける。この立地に加えて宿泊料金も普通の部屋で1泊約6~7千円程度、エグゼクティブツインは約2万円程度とリーズナブルなので、コロナ前は外国人観光客も多かった。

 ホテル隣にあるイタリア料理店「コメスタ」では、窯焼きピザに、地元野菜を使用したサラダビュッフェが楽しめる。

 このホテルの5~6階にあるエグゼクティブツインという部屋は、広さ45.3㎡で、他の部屋と異なりバスルームとトイレが独立している、ここのホテルで最もグレードが高い部屋で、2室限定だ。筆者は普段、豊洲の病院に通院している為三井ガーデンホテル豊洲を利用しているが、最近他の三井ガーデンホテルもコスパが高いので気になっており、ここのホテルを利用した次第である。

 オリンピック期間中は、都内のホテルが高騰している。そのため、プライベートでスポーツ観戦やビデオ鑑賞できる場所を探しているが都内で場所が見つからない人は、ここの部屋がお勧めである。

良い点と悪い点

良い点
 ・部屋で籠りたい人の為にブルーレイプレイヤーが設置されている
 ・テレビとソファーの位置が、テレビを観やすい適切な場所にある
 ・バスルームが広い
 ・エグゼクティブルームにしてはリーズナブルな宿泊料金(約2万円)
悪い点
 ・照明を最大にしても部屋が薄暗い
 ・デスクワークがしづらい
 ・ウォシュレットが使いにくい

部屋の様子


 それでは実際に、部屋を一望してみよう。

 三井ガーデンホテル柏の葉エグゼクティブツイン。この部屋はツインベッドのエグゼクティブルームで、リビングとベッドルームが一体型であるものの、他の部屋よりも広くゆとりがある。

 インテリアは、飲食物を置く低めのテーブルに、エントランスにあるものと同じクッションのイスが1つ、木製椅子が1つある。テレビの左隣には写真集や絵本が置いてある。このアットホームな雰囲気は、まるで虎ノ門ヒルズにあるホテル「アンダーズ東京」に似ている。通常ならコーヒーメーカーが置いてあるが、コロナ対策で現在は置いていない。

 

 テレビ台にある絵本と写真集。本を読もうとすると埃が・・・。こういった普通なら清掃しない所まで塵一つ残さず清掃してしまう以前レビューしたパークハイアット東京には驚いたが、ここのホテルの値段とホテルのクラスを考えたら仕方ないだろう。

 

 

テレビを観やすい環境が整っている

 オレンジ色の椅子は座り心地が良く、首元が支えられ、頭の両側に仕切りがあるので、余計な画面外の視界を遮ってテレビ画面に集中できる。また、52型テレビが天井近くの高い位置に設置されているので、オレンジ色の椅子に座りながら快適な姿勢でテレビを楽しめる。テレビが頭より低い位置にあると、テレビを観る姿勢が猫背になるので段々と首や腰が痛くなってくるが、この部屋は頭より高い位置にあるので、快適な姿勢で観続けることができる。筆者は生まれつき首が弱く首の痛みを持っている為、テレビが高い位置にある部屋は好きである。

 一方で、テレビ下のテーブルでのデスクワークにはオレンジ色のソファーは座高が低く、座高を調整できない為、長時間のテレワークでは使いにくいと感じる人もいるかもしれない。ビデオ鑑賞なら最適だが、テレワークがしたいならこのホテルの違う部屋が良いだろう。

 なお、HDMIの挿入口が塞がっている為、FireTV等のデバイスを挿入する事はできない。

 

ウェットフロアの様子

 バスルームはレインシャワーが備え付けられている。

 洗い場やバスタブも広く、壁もエグゼクティブツイン仕様に変更されている。バスタブはボタンを押して栓を開閉する仕組みなのも良い。窓張りのバスルームだが、この窓は曇りやすくなっている。

 

 洗面台は広め。これだけ洗面台を広くできるなら、ツインルームなので、三井ガーデンホテル銀座プレミアのエグゼクティブツインのように洗面台を2つ設けた方が、2名宿泊時に便利かもしれない。

 

 

 アメニティとドライヤーは普通の三井ガーデンホテルのもの。このクラスのホテルで高級なアメニティを求める人は居ないと思うが。女性であれば自分の使い易い物を持って行った方が良いだろう。

 洗面台とリビングはスライド扉で仕切ることができるが、扉のリビング側に取っ手がないので、ウェットフロアから閉めるしかない。恐らく、プライバシーの関係から外に取っ手を付けていないのかもしれない。

リクシル製のトイレのウォシュレットは使いにくい・・・

 玄関のすぐ隣にあるトイレはバスルームと独立しており、中に洗面台もある。何故かトイレの洗面台には石鹸は無いので、結局バスルームの洗面台で手を洗う事になる。リクシル製トイレで、ウォシュレットの水の出が悪く、使いにくい。

 同じ三井ガーデンホテルの豊洲ベイサイドクロスと銀座プレミアのエグゼクティブルームのトイレは使い易いのに、ここのホテルのトイレは使いづらい。家に帰ってもう一度トイレでウォシュしたくなる。

テレビのプレイヤーはBlu-ray再生可

 テレビのプレイヤーは、公式ホームページにはDVDデッキとあるが、ブルーレイも再生できるようになっている。恐らく、三井ガーデンホテル銀座プレミアの部屋に置いてある物と同じプレイヤーで、機能は最低限の物。

部屋から見える景色

 外の風景。ここの部屋は、テラスが設けられている。柏の葉はスマートシティとして機能しており、東大王の東京大学、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅、ららぽーと柏の葉が見える。東京大学の右隣りの建物は、3Dプリンターを利用できるワーキングスペースが設けられている。ららぽーとで食料調達をし、部屋で楽しむのも良いだろう。

 

 

 この日は晴れているのに雨が降る、珍しい天気だった。

 

 

日中でも部屋が薄暗いのが残念な点

 残念なのは部屋の暗さ。日当たりが悪く、照明が少ない為、部屋は日中にカーテンを開けていても薄暗い。カーテンを閉めると部屋全体が更に暗くなり、寝室付近はベッドに躓くほどほぼ真っ暗。暗めの部屋で落ち着きやすくなる一方、記念日ステイでは暗い故にテンションが下がるかもしれない。

 

大浴場とジムも併設されている

 ここのホテルは大浴場とジムがあり、汗を流し風呂で整う事も可能だ。この部屋の風呂が大きいので大浴場を使う必要はないが、ここの部屋以外は一体型のユニットバスなので、大浴場があると嬉しいだろう。

 ジムは狭いが、柏という土地柄か全体的に宿泊者が少ないので、貸し切り状態で使える感じ。特別な時期は分からないが。

総評:アンダーズ東京のようなアットホームな雰囲気。柏圏内でプライベートでスポーツ観戦やビデオ鑑賞できる場所を探している人は、この部屋がお勧め

 全体的に部屋が綺麗で静粛性が優れており、このホテルの一番高い部屋とはいえ、1泊約2万円程度。木造のインテリアが多く、まるでアンダーズ東京のようなアットホームな雰囲気があり、日本の数多くの不動産を手掛けている三井が設計したホテルなので日本人なら馴染み易い部屋の造りになっている。だが、部屋が薄暗いので、記念日ステイを目的として期待値を上げると、暗い雰囲気になって失敗する可能性もある。

 その一方、テレビの正面にふかふかのソファーと飲食物を置けるテーブルがあり、テレビを視聴する環境は充実している。オリンピックやワールドカップなど、スポーツ観戦では使えるはずだ。静粛性の高い部屋にブルーレイプレイヤーがあるので、部屋に籠って映画鑑賞を楽しみたい人も向いている。

 3つ星ホテルなのでサービスはかなり簡略化されているが、スポーツ観戦や映像鑑賞で部屋に籠る人に高度なサービスは必要ないだろう。その辺りは値段相応だ。

 秋葉原からつくばエクスプレスで30分かかるが、友人や恋人とスポーツ観戦できる場所を探しているが都内で場所が見つからない人はお勧めだ。

公式ホームページ:https://www.gardenhotels.co.jp/kashiwanoha/room/

(HIROKI)