本誌代表HIROKI、侵攻警告記事を排除したGoogleを批判「Googleはロシアのジェノサイドに加担する悪の枢軸」

ウクライナ侵攻が続いています。元大学教員である本誌代表HIROKIは今年1月にウクライナ侵攻を警告した記事を投稿しましたが、Googleがインデックス登録を拒否しました。(一連については【独自】Google、ウクライナ情勢に関するバイデン政権批判記事を意図的に排除か?を参照)

今回のインタビューではウクライナ侵攻についてHIROKIに伺いました。

SWIFT排除は中国にとってメリットになる?

武井「HIROKIさんが1月に記事で警告したようにウクライナ侵攻が起こりました。1月に侵攻が起こると予想し警告できた理由は何ですか?」

HIROKI「予想したというか、当時(1月)ウクライナ国境付近に10万以上のロシア兵が演習を続けていた訳なんですよ。10万人の軍隊というとものすごい兵力です。これだけの兵力をもって包囲となると、侵攻しないとプーチンが侵攻を撤回した場合(軍の中で)混乱が起こる。実際、CNNやBBCにフランスドイツの海外メディアは連日のようにウクライナ情勢を報道していました。なので1月末から侵攻が起こるだろうと思っていましたが、北京オリンピックをやる中国に配慮した形でオリンピックが終わった直後(2月24日)に侵攻が起こりました」

武井「北京オリンピック開会式の日にプーチン大統領は習近平国家主席を訪問しました。やはりその会談でロシアは中国に支援を要請した形ですか」

HIROKI「僕もそうだと思います。ウクライナ侵攻を行った場合経済制裁を受けるのはプーチンも分かっていたので、制裁を受けた後で中国から支援を受けるために習近平を訪れたのだと思います」

武井「欧米の経済制裁の効果は実際のところどのぐらいあるのでしょうか」

HIROKI「資産凍結のような制裁は無意味だと思います。プーチンは制裁を予期してクルーザーの移動などを行っていました。またSWIFT(国際銀行決済システム)排除もロシアは中国の人民元決済システム(CIPS)を導入する事で、制裁が逆に中国にとってメリットをもたらす結果になるので無意味どころか(中ロにとって)美味しい結果になるでしょう」

用意周到なプーチンの侵攻計画

武井「プーチン大統領からすれば準備をした上で侵攻を行ったということなのですね」

HIROKI「今回の侵攻はプーチンの賢さが際立っていると思います。理由の前に誤解のないように言っておくと、僕は侵攻自体は一切支持していません。無関係の人が死ぬいわれはないので。26日の記事(バイデンのせいでアメリカの時代は終わりました。ウクライナ侵攻の次は第二次キューバ危機が起こります【元大学教員が解説】)で詳しく書きましたが、今までの戦争とは違うところがあると思っています。この場で改めて解説します」

プーチンの「侵攻するかどうかよく分からない作戦」とは?

武井「詳しくお願いします」

HIROKI「例えば、ロシア国土で演習を行う分には他国から文句を言われる筋合いが無いですよね。今回、ウクライナ侵攻前に包囲していたロシア軍は演習を続けていました。それと同時にプーチンはNATOに東宝不拡大を約束するよう求めていました。この「侵攻をするかしないか微妙な状況にする」という状態に持ち込んだプーチンの作戦は上手いと思いました。朝鮮出兵を行った豊臣秀吉はまず朝鮮に侵攻してその次にどうするかという「侵攻ありき」の作戦だったけど、プーチンの場合はあえてその一番大事な部分を曖昧にした作戦を取った。「ブダペスト覚書(1994年に署名されたウクライナに対する安全保障覚書)があるから侵攻してこないだろう」と侮っているウクライナを包囲しつつ、あえて侵攻を曖昧にすることでウクライナ政府を混乱させた結果をもたらしています。それと、東宝不拡大の解釈の違いですね。アメリカは冷戦終結前に当時の国務長官が「NATOは東にはこれ以上拡大しません」と口約束で言ったのですが、東というのは東ドイツのことを指していたのですが、当時の国務長官がそれをはっきり言わなかったんです。プーチンが30年経った今、その盲点を突いているんです」

武井「なるほど。だからその盲点を突いているからプーチン大統領はNATO不拡大の約束を一方的に破棄されたと主張しているのですね」

HIROKI「そうなんです。本当なら米ソが書面で約束しておけばウクライナ侵攻は起こらなかったと思うのですが、当時の国務長官が口約束で「東ドイツに拡大しない」ではなく「東にNATOは拡大しない」と言ってしまったため、プーチンに「あの時は東にNATOを拡大しないと約束したじゃないか」と突っ込まれているのです」

武井「ロシア軍がウクライナの原発を相次いで占拠したり攻撃しているのはなぜですか」

HIROKI「ロシアは24日に侵攻した直後真っ先にチェルノブイリ原発を占拠しています。これはどうしてかと言うと、原発を掌握することでキエフ陥落後の交渉カードに持ち込めるからです。「ウクライナが原発で核兵器を作っていたぞ」とロシアが主張できるからウクライナ各地の原発を狙っています。傀儡政権誕生後を見据えたロシア軍の動きが見えています」

武井「各種報道では「プーチン大統領が焦って原発を攻撃している」と伝えていますが、HIROKIさんはそれとは違う見解ですか」

HIROKI「僕はプーチンが焦っているというのは間違った見方だと思います。そもそも焦って侵攻を開始したのであれば、北京オリンピックが始まる1月末に行ったはずです。その方が中国に気兼ねなく侵攻を開始できたので。ですがプーチンは先ほども説明したように、1月末には侵攻をせず、ウクライナ国境付近で演習を続けてNATOにボールを投げ(東宝不拡大の要請)、「侵攻をするかしないかよく分からない状態」に持ち込みました。北京オリンピックが今年の2月にあったのは本当に偶然ですね。その理由に付け加えて、チェルノブイリ原発は侵攻直後に掌握しているのですね。侵攻開始から1週間経った時にチェルノブイリを攻撃したならまだしも、チェルノブイリをめちゃめちゃにした訳でもなく占拠しているのですから、焦っているわけではないと思います。第一、ロシア軍の体力はまだまだ残っているし、これから総攻撃が始まる段階なので、現段階で「プーチンが焦っている」と決めつけるのは間違っていると思います」

今年1月にウクライナ侵攻を記事で警告するも、Googleにインデックス登録を拒否される

HIROKI氏が今年1月にウクライナ侵攻を警告した記事は現在もGoogleがインデックス登録を拒否し続けています。

武井「HIROKIさんは1月にウクライナ侵攻を警告した記事(ロシアがウクライナに侵攻したがる理由は何か。ウクライナ侵攻で世界の覇権はロシアに移る?【元大学教員の時事解説】)を投稿しましたが、Googleはこの記事をインデックス登録を拒否し続けています。この問題についてどうお考えですか」

HIROKI「アメリカは自分たちが一番だと考えている国なんですね。僕は小学生の頃ニューオーリンズとニューヨークに親の仕事関係で住んでいましたが、アメリカ人ってみんな偉そうな人たちばかりなんです。1月に書いたウクライナ侵攻を警告した記事はアメリカの時代は終わるんだよという警告も同時に行いました。Googleが一番突かれて欲しくない都合の悪い部分を僕が突いてしまったのだと思います。だから都合の悪い記事はインデックス登録を拒否しているのだと考えています。誰も都合の悪いことは耳にしたくないでしょうが、例えそうだとしても、僕が警告した記事をインデックス登録しなかったせいで沢山の人たちが死んでいるのだから、Googleにはロシアによるジェノサイドに加担した責任があると思います。なので今後はジェノサイドに加担するGoogleの関係者とは仕事でもプライベートでも付き合うつもりはありません。だって、誰も人殺しと付き合いたいと思わないでしょ。違いますか」

武井「そうですね」

HIROKI「そもそも僕は昨年Googleの社員が平均して稼いでいる10倍の年収があるので、自分よりも収入が低いGoogleの社員が毎日何をやっているのかとかそんな低いレベルの話に興味関心がないですから、しかもジェノサイドに加担しているなら尚更です。こちらは大学院(関東学院大学)で先生をやった経験者で、警告した通りに実際に侵攻が起きてしまったのだから、中国共産党のようにGoogleが情報統制を行った結果沢山の市民が犠牲になってしまっている悲惨な事態の責任はしっかりと取らせるべきです。もうアメリカの時代は終わりを告げつつありますが、それが嫌なら大学の先生が言うことはちゃんと聞いておくべきでしたね」

先月28日に当サイト「STADYPLUS」と「紅・勝ち組クラブ」が共同でGoogleに対する対抗措置を発表

武井「HIROKIさんは経営するシェアオフィスと老人ホームでGoogle関係者と製品を排除することを先月の28日に発表しました(シェアオフィス経営者の本誌代表HIROKI「警備会社と連携してGoogle関係者を出禁にする」)。これについて詳しく教えてください」

HIROKI「シェアオフィスは既に提携する警備会社に顔データを配布してGoogle関係者を出禁にしました。老人ホームでは今月からYouTubeを使用したレクリエーションなどのGoogle製品の使用をヘルパーに禁止しました。YouTubeを視聴できるデバイスを老人ホームから取り去りました。ユーチューバーもGoogleからお金を貰っている人たちなので、Googleと一緒にロシアのジェノサイドに加担している人たちと見なして支援を打ち切ります」

武井「私が主催する「紅・勝ち組クラブ」でもGoogle関係者と会員に対する対抗措置を発表しました(「紅・勝ち組クラブ」、Google関係者の会員資格を剥奪 ウクライナ侵攻を警告した記事を排除した行為に対する措置)」

HIROKI「僕はあなた方の対抗措置を支持します。最近のGoogleは検索エンジンとしての領分をはき違えていますね。本来ならドメイン料を毎月支払っているサイトから順番に表示すべきところを無料ドメインのサイトから表示し、恣意的に検索結果を操作してジェノサイドに加担しています。Googleのような日本に害をなす悪の枢軸は日本を守るために排除するべきです。もっとも、昔はGoogleなんか無くても生活できたんだから、GoogleやYouTubeが無くても生活できるはず。GoogleやYouTubeに依存しなければ生きていけないなら、それだけその人が退化したというだけのことです」

ゼレンスキー大統領の判断は遅い?

HIROKI「あと、これもGoogleが正しい情報を排除したせいですが、ゼレンスキー(ウクライナ大統領)の判断が遅いなと感じます」

武井「といいますと」

HIROKI「1月15日にサキ報道官(アメリカの報道官)が偽旗作戦による侵攻を警告したのに、ゼレンスキーはウクライナ国民に侵攻はないから安心してくれというメッセージを伝えてしまいました。国のリーダーは国民を守るのが責務なはずですが、彼は避難ではなく安心を伝えてしまった。だからゼレンスキーもプーチンの「侵攻するかどうかよく分からない」作戦にはまってしまった一人なんです。1月15日の段階で早めに国民に(侵攻を)警告していれば早めに避難でき(市民の)犠牲を減らせたはずです」

ウクライナへの現金寄付に疑問

HIROKI「それとウクライナに寄付してくれと日曜日(3月6日)に商社をやっている経営者から電話で頼まれたんだけど、現金で寄付することってどうなのかなと疑問に思っています。お金を送ると支援に繋がるのかなと」

武井「最近ウクライナへの支援が話題になっておりますが、詳しくお聞かせください」

HIROKI「現物なら分かるけど、現金を送ってもそのお金で物や武器を買う必要があるし、寄付金で買える物ってたかが知れてます。ウクライナを取り戻すためには制空権を奪い返す必要があるけど、既にウクライナの制空権はロシアが掌握しているから、それに対抗するためには戦闘機や対空防御システムの配備が有効だけど、それらを寄付金で買うのは無理ですよね。それに付け加えて、ウクライナに現金を寄付してもロシアに接収されてしまう可能性もある訳だから、現物なら支援したいけど現金の寄付はしませんと断りました。でも商社なら支援物資やルートはあるだろうから僕が現物支援をする必要があるのかという疑問もあるけど」

武井「ウクライナ政府に寄付した場合ロシアに接収されるというリスクも承知する必要がありますね。各団体の使途など、寄付団体を見極めることも大事かもしれません」

HIROKI「あと個人的な話だけど、僕はコロナで映画業界に500万円ほど支援したんだけど(本誌代表HIROKI、貧乏生活を振り返る「元カノにデブで貧乏はもう無理と言われた」)、その後地元で「入学金を支援してくれ」と頼まれて数万円騙されたことがあって、詐欺に遭ってからはお節介はやめようと思ったんです。支援しても変なものに使われるなら意味がないなと思ってね。ネット上のよく知らない出品者に大金を支払うのと一緒で、縁の無い団体に現金で寄付するという行為に意味があるのか疑問に思います」

※インタビューは3月7日夜にオンラインで行いました。ウクライナ侵攻は現在進行形の出来事なのでインタビュー時と情報が異なる場合があります。

聞き手:武井誠治