
ハワイにある、虹色のタワーがシンボルのホテルがある一帯が、ヒルトンハワイアンビレッジだ。ここは、ビレッジタワー、レインボー・タワー、ザ・アリィ3種類のグレードがある。
筆者が4年前に泊まったのは、レインボー・タワー。以前、ハワイ旅行の旅行記を投稿したが、今回も4年前の宿泊時のレビューになるので、コロナ禍の現在の状況とは異なる点もあるかもしれない。久しぶりにハワイ旅行の写真を見ていたら思いだした内容を書いているので、記憶違いがあるかもしれない。悪しからず。
(関連記事「【ハワイ旅行記】コロナで海外旅行できないから4年前のハワイ旅行を振り返ってみる」:https://stadyplus.com/hawaii-travel/)
良い点と悪い点
良い点:
・高層階ビューを楽しめる
・ヒルトンの敷地内に様々な国の料理のレストランがある
・日本人フレンドリーなサービス
・PS3が設置されており、ゲームやDVDを借りることができる
悪い点:
・ワイキキビーチから離れている
・ウォシュレットが付いていない
・部屋の清掃が雑気味
・朝食会場は非常に混雑している
ハワイの高層階ビューを楽しめる
レインボー・タワーでは、高層階のバルコニーからハワイの綺麗な海を楽しむことができる。夜に花火が打ちあがることもある。
部屋はキッチンがあり、ハワイでよくあるコンドミニアムである。朝食会場は混んでいた為、2日目からは部屋で食事を作って食べていた。

ヒルトンのプライベートビーチ
ここのホテルは、プライベートビーチがあり、ヒルトン宿泊者のみ入ることができる。砂はさらさらで、ふかふかで、足で踏んでも心地よい。
日本人が多くおり、挨拶されることもあった。筆者が行った時はビーチに中国人よりも日本人の方が多かった印象で、まるで日本にいるような雰囲気だ。

様々な国のレストランがある
長期的な海外旅行では、日本料理が恋しくなる人もいるが、ここでは寿司を始めとした日本料理は勿論、中華料理やイタリア料理、さらにスペイン料理や東南アジア料理なども楽しむことができる。
日本人フレンドリーなサービス
フロントの対応は日本語対応できるスタッフがいるものの、経験が浅いのかやや塩対応気味だった。だが、例えば「Jサービス」というNHKや民放など日本の多くのテレビ番組を視聴できるサービスや、備品に日本語の説明書きもあり、全体的には日本人フレンドリーなサービスといえる。
部屋の清掃が雑
ベッドメイクはきちんとなっていなかったし、ウェットフロアにもゴミが落ちていて、部屋の清掃は雑だった。海外のホテルだから清掃が上手くないとはいえ、ハワイは一応アメリカなのでチップを払って清掃してもらっているのに、自分が掃除した方が上手いと思う程下手くそな清掃だったのは、残念だった。
総評:高層階ビューを楽しみたく、安価に宿泊したいならレインボーがお勧め。ウォシュレット完備が良くて、高級感を求めるならアリィがお勧め。
レインボーは、ハワイとしては平均的な1泊4万3千円程度(連泊時はチャージ料として1泊毎に5千円程度が追加される)で、高層階ビューを楽しめるので、リーズナブルにハワイを楽しみたいならありだと思う。ただし、レインボー・タワーはウォシュレットが無いので、値は張るが、欲しい人は完備されているアリィ(為替や時期によるが筆者が泊まった時は1泊8万円以上だったと思う)の方が良いだろう。
筆者は以前も書いたように、4年前は貧乏で、モヤさま方式(目的なくぶらぶらし、思いつきで店に入る旅行)でハワイ旅行をしたので、ほとんどホテルに居なかった。高級なホテルと比べたらここは安いホテルなので、粗探しすれば悪い点も出てくるかもしれないが、ホテルにほぼいなかったので気にならなかった。
このホテルは施設がプライベートビーチにレストランにカフェにお土産屋にと、施設が充実しているので、ホテル内でほぼ全て完結させることもできる。ヒルトンハワイアンビレッジ自体が広大なので、ワイキキビーチまで行くのに結構歩く程距離がある。歩くといっても、ハワイは日本みたいに湿気の多くだるい暑さではないので、快適な暑さで散歩も楽しいが。
以上の理由で、ハワイ初心者の方はレインボーのほうが高層階の景色を安価に楽しめるのでお勧めだが、一方で「俺はハワイの海は飽きるほど見てきた。金もあるぞ」というハワイ旅行のベテランなら、ヒルトンの一番高いグレードであるザ・アリィに宿泊して、ロングステイという形でのんびり過ごした方が、レインボーよりもゆとりあるハワイ旅行を楽しめるだろう。
(HIROKI)