【旅行記】奈良(唐招提寺・興福寺など)

 コロナ禍になる以前に、奈良に旅行した時の写真が残っていたので、その時の体験談を記しておく。

唐招提寺

 唐招提寺は、鑑真が759年に開基した寺で、1998年にユネスコ世界遺産に登録されている有名な寺である。753年に、聖武天皇に日本に招待された鑑真が、元々は仏教を学ぶ場所として設けたのが、後の唐招提寺になった。

 ただ、唐招提寺は鎌倉時代に改築されており、鑑真が開基した当時は今のような姿ではなかった。日本史の教科書で写真を見れるが、実際の建物は意外と大きく、立派である。

 唐招提寺は、近鉄西ノ京駅から歩いて行ける。拝観料は大人1.000円。

 外国人観光客の為に、QRコードを読み取って再生できる音声ガイドのサービスも提供されている。

 正門をくぐり抜けると、唐招提寺へ。

 6月5日から7日の間は鑑真の命日(6日)前後になり、日本史の教科書にも載っている鑑真像が公開され、直接拝むことができる。

 敷地内には、松尾芭蕉や北原白秋といった唐招提寺を訪れた著名人たちの俳句が掲示されている。

 唐招提寺を訪問した松尾芭蕉は、ここで「数多くの苦難を乗り越えて失明した鑑真を(庭内の)若葉で涙を拭いてあげたい」という主旨の俳句を詠んでおり、晩年に失明した北原もそれに似た俳句を詠み、鑑真の気持ちを汲み上げている。

薬師寺

 西ノ京駅を出るとすぐに薬師寺がある。

 薬師寺は680年に天武天皇が開基した寺で、世界遺産に登録されている。残念ながら、筆者が訪れた際は参拝することが出来なかった。

奈良駅の周辺

 唐招提寺に行った次は、JR奈良駅へ向かった。奈良駅にはバスターミナルがあり、そこから周辺の寺院に向かうことができるようになっている。

 奈良駅を出ると、商店街のようなアーケード街があり、喫茶店や書店、アニメイトなどがある。

興福寺

 筆者たちは、奈良駅から興福寺のある奈良公園へ向かった。バスでも行けるが、折角なのでしばらく歩いてみることに。

 興福寺は藤原不比等が669年に開基した寺で、法相宗の大本山として現在でも様々なイベントが行われる。

 興福寺の参拝は無料であり、自由に開放されている。国宝や重要文化財に指定されている文化財も多く所蔵されており、500円の入場料で入れる国宝館で見ることができる。

奈良公園は鹿がたくさん

 興福寺がある奈良公園は、埼玉県所沢市にある航空公園のような広い敷地で、散歩しがいがある。航空公園は犬の散歩をする人が多いのに対し、奈良公園は鹿が多い。

 しかも、この鹿たちは自由奔放で、車道でもお構いなしで侵入してくる。後述するが、奈良では鹿が大切にされており、車のドライバーも鹿に優しい。

 写真を撮っていると、鹿に襲われそうになることもある。公園では鹿用の煎餅が売っており、鹿に煎餅をあげることもできる。

春日大社

 全国に春日神社が点在するが、その総本社が春日大社である。

 ここの神社の神が鹿に乗って来たということが由来で、春日大社では鹿が神の使いとされている。奈良で鹿が大切にされているのはそうした理由がある。

 参道の途中にも、鹿を崇める像もある。

 こんな感じで、鹿が参道を通せんぼしてしまうこともある。外国人観光客は驚いている様子だった。

旧奈良県物産陳列所

 現在は奈良国立博物館の管理にある、仏教美術資料研究センターである。国の重要文化財であり、仏教関係の資料を多数保管している。

 この後、大阪方面に行ったが、夕方になるとちょうど帰宅ラッシュになり、電車は混雑していた。

(HIROKI)