【宿泊レビュー】登別 石水亭(北海道の登別温泉にある旅館)

 石水亭は、野口観光グループが経営する登別温泉の旅館だ。ここの旅館は、やわらかい温泉とジンギスカンを始めとしたバイキングを楽しめ、筆者が2020年8月の北海道旅行で宿泊した場所である。(関連記事:コロナ禍の小樽・札幌旅行記 その1(全3回)

 館内は、銀杏館、辛夷館、桜館の3つの建物があり、筆者たちが泊まったのは「銀杏館」だ。銀杏館は小さな和室に泊まることができる。

良い点と悪い点

良い点:

 ・リーズナブルな宿泊料金(約1万円以下)

 ・夕食バイキングでジンギスカンが食べ放題になっている

 ・山奥の自然に囲まれながら、やわらかい感触の温泉を楽しめる

 ・銀杏館の部屋は食事会場と大浴場に近い

悪い点:

 ・10:00チェックアウトだが、1日1本しかない帰りのシャトルバスが10時丁度に出発する為、チェックアウト日が慌ただしくなる

 ・銀杏館の和室は2名でも狭さを感じる

 ・山奥にあり、旅館周辺の観光スポットが余り無い

 ・大浴場の露天風呂が2~3人ぐらいしか入れないぐらい非常に狭い

アンダー1万円で温泉と良質なバイキングを楽しめる

 ここの旅館の温泉は、日和山から流れ出る硫黄を取り込んだもので、濃度が高く、柔らかい感触の温泉を楽しめる。山奥なので、落ち着いた雰囲気で温泉に浸かることができる。これだけ良質な源泉を持っているのに、露天風呂の浴槽が貸切風呂のように非常に狭くなっているのは勿体無い。

 また、食事はバイキング形式で、珍しくジンギスカンが食べ放題になっている。他にも、朝食時に出るホテル特製のスープカレーも美味しく、売店で購入することも可能である。

 時期にもよるが、銀杏館の宿泊料金は1泊2名で1万円以下。リーズナブルな料金で温泉旅行ができる。

「金棒の重さ」を予想する企画があった

 ちなみに、旅館の企画として「ロビーに置いてある金棒の重さを予想する」ゲームがあったのだが、筆者たちは見事に外したのだが、的中させた時の景品は当たってからのお楽しみという事で、的中させたら何が貰えるのか結局最後まで教えてくれなかったので、何が景品だったのだろうと今でも気になる。

銀杏館の和室について

 筆者たちが泊まった銀杏館の和室は、2名でも狭く、寝ると足が当たる程。また、部屋が古く、そのあたりは価格相応だ。むしろ古い方が日本旅館っぽくて好きだという人には、向いている。

 ただ、大浴場と食事会場には近いので、それは便利だった。

チェックアウト日が慌ただしい。朝に弱い人は要注意!

 登別温泉は札幌市内からバスで約2時間の距離にあるので、帰りのシャトルバスに乗り遅れると札幌市内まで自分で移動手段を探さなければならず、大変面倒な事になる。

 チェックアウト時間が10:00に設定されているが、1本しかない札幌駅に向かうシャトルバスが10時ちょうどに出発する為、それまでにチェックアウトを済まさなければならず、かなり慌ただしい。しかも、筆者が行った時はコロナ対策で朝食会場に入れる時間が決められており、設定された朝食時間が遅く、食べ終わって部屋に戻ったのが9時20分過ぎだった。その時間に部屋に戻ってから9:40~9:50分頃にロビーでチェックアウトとなると、食後に部屋でゆっくりくつろいでいる暇は無い。

 ここの旅館は、朝食前に予め出発の準備をしておいた方が良いかもしれない。売店でお土産を買う予定があれば前日までに買っておこう。

総評:山奥でゆったりと温泉を満喫できる古風な旅館。出発日の朝は怒涛の忙しさになるのを覚悟しておこう。

 上記した理由から、ここの旅館は出発日もゆっくりしたい人には向かないが、登別の柔らかい温泉を体感することができるので、山奥の自然に囲まれながらゆったりと温泉を味わいたい人は満足できるだろう。

公式サイト:https://www.sekisuitei.com/

(HIROKI)