【宿泊レビュー】パーク ハイアット 東京(パークスイート)その1★管理人おすすめホテル

 

 1994年に開業し、新宿のシンボルとなっている新宿パークタワーの39階以上に位置するホテルが、パークハイアット東京である。ここのホテルは、ジョン・モーフォードがデザインしたインテリアに加え、オリジナルのアートを所々に採用した芸術的な感性があり、その独特の雰囲気に魅了されて、著名人ではソフィア・コッポラや坂本龍一、吉田修一などのお気に入りにもなっている。全体の部屋数が少ない為、ホテル内が静かで落ち着いた雰囲気となっている。

 ここのホテルは初めて泊まったが、結論から言ってしまうと、素晴らしいの一言だった。出発日に「まだ帰りたくない」と久しぶりに思ったホテルで、また宿泊しに行きたいと思う。

 なお、今回の宿泊レビューでは、写真が多く許容データ量を超えてしまった為、2回に分けてレビューを投稿した。その為、このレビューである「その1」と、次に投稿した「その2」を続けて読んでいただきたい。「その2」のレビューはこの記事の下部にボタンを設置したので、ボタンからアクセスできるようになっている。では、レビューに移ろう。

良い点と悪い点

良い点:

 ・開業から25年以上も経つのに敢えて改装せず、良いところを長年にわたり維持し続けているのが凄い

 ・新宿のシンボルになっており、圧倒的な知名度を誇る

 ・美術館に居るような非日常的な体験を味わえる

 ・極めて高度で洗練されたサービス(「その2」で詳述)

 ・驚くほど完璧すぎる清掃(「その2」で詳述)

 ・部屋のエリア毎に異なるフレグランスが使用されている

 ・寝室が広大な広さ

 ・24時間体制のルームサービスが充実している

 ・CS視聴可能なTV(「その2」で詳述)

悪い点:

 ・はっきり言って非の打ち所がないのだが、強いて挙げるとすれば、テレビに接続されているプレイヤーはDVDプレイヤーでブルーレイが再生できない点ぐらい。「敢て変えない」をモットーにする反面、ハード面で時代にそぐわない部分もある。だが、ここのホテルはビデオを観に来ている訳ではないので、テレビを観ない人からすればこの点もデメリットではない。

チェックイン

パークハイアット東京が入る新宿パークタワー。この写真は以前都庁の展望台から撮影したもの

 

 車止めからエレベーターで一気に41階にあるレセプションまで案内がスムーズにされ、チェックインは椅子に座って行い、チェックイン後に部屋の案内へと移る。車止めから部屋までの流れは、昔放送されていたテレビアニメ『カウボーイビバップ』の最終話でスパイクが最後の戦いにビルに乗り込むような感じに雰囲気が似ている。

レセプション前にあるライブラリー

車の鍵のようなルームキー

 

リビング

 今回宿泊したのは、47階のパークスイート。100㎡ある広さで、18室限定である。

 まずは部屋を順番に一周して見てみよう。

 リビングは、ホテルオリジナルの書籍や絵画が多く飾られており、まるで美術館に居るような雰囲気。とはいえ、落ち着きを欠いた奇抜なデザインではなく、滞在時の愉悦を味わえる程の落ち着いた佇まいを備えているので、魅了される人が多いのも納得である。

 

 ここのホテルに宿泊された先輩に伺うと、椅子の角度も清掃時に決められているそうで、いつ行ってもこの角度は崩れていないのだそう。このソファーはとてもふかふかで、座り心地が良かった。

 

 

 

テレビ台と本棚の引き出しの中身について

 ソファーの対にあるテレビ台と本棚を撮影した写真。テレビの左隣に氷が入っており、氷は電話で持って来て貰える。棚の引き出しに、ミニバーと冷蔵庫が備えられている。ミニバーと冷蔵庫については、1つの記事に掲載できる写真のデータ量を超えてしまった為、本記事下部にあるボタンから読める「その2」で詳述する。

 ホテルの部屋にこれだけ本が陳列されているのも珍しい。この本についても色々と読んできたので、「その2」で詳述する。

 

調光スイッチで部屋のムードを変えられる

 また、テレビの裏に調光スイッチがあり、バーのような薄暗い雰囲気にする事もできる。テレビはジャズを再生できる機能があり、これを使うとまるで高級クラブのような雰囲気に様変わりする。

ベッドルーム

 芸術的なデザインのリビングルームとは異なり、寝室はシンプルな造りになっている。

 また、リビングとは芳香剤が異なり、眠りに集中する為、落ち着きやすい工夫がされている。エリア毎に目的に応じて使用する芳香剤を変えているのも良い気配りだ。

 

 この寝室は非常に広大で、ビジネスホテルならモデレートタイプの1部屋でこのぐらいの広さだ。それだけ広いので、プラネタリウムを投影できる機械を持ち込み、寝室の広い天井でプラネタリウムを楽しむのも良いだろう。

部屋の静粛性や遮音性能について

 リビングの静粛性は高く、昨年のクリスマスに泊まったキャピトル東急のスイートルームように全く聞こえない程究極的に遮音性能が高い訳ではないが、外の音はほとんど聞こえず十分静かである。

 寝室に至っては全くといっていい程聞こえず、眠りに集中しやすい環境が整っている。恐らく、ベッドの後ろにある屏風のような壁が外部の音を遮っているのかもしれない。

ウェットフロア

 ウェットフロアは、温かく感じるベージュ色に包まれた、クラシックな雰囲気を感じるインテリアだ。アメニティはAesop(イソップ)。レインシャワーの背が低いと感じたが、恐らく水が激しく跳ねるのを防ぐ為なのかもしれない。タイルの床はアマン東京やマンダリンオリエンタル東京の部屋のウェットフロアのような床暖房といったハイテクなものはない。

 だが、そんなことよりもウェットフロアもクラシックで大人の余裕といった魅力があり、25年以上という古さをデメリットとして感じさせない所がある。

 

 

 細かいことだが、ウェットフロアとドレスルームの境目にあるこの壁がややはみ出ている為、何回かぶつかりそうになった。この壁の中にセーフティボックスが入っている。

 

バスルームも調光スイッチでムードを変えられる

 ベッドルームにバスルームの調光スイッチが付いており、そこで調整することができる。

ドレスルーム

 化粧台はコンパクトになっている。日比谷のペニンシュラ東京はドレスルームが広かったが、ここは普通だった。ドライヤーはダイソンで、裏にセーフティボックスがある。

荷物置き場

 スーツケースを置ける荷物置き場は、畳になっている。スリッパや寝間着はここの下の引き出しに入っている。ヨガマットや靴磨きのクリームも置いてあった。

ホワイエ

 これでちょうど部屋を一周した。

 この部屋のホワイエは、実質的にはリビングと荷物置き場の通路になっている。凝ったリビングと比べると、ホワイエが余り造られておらず、やや素朴な印象を受ける。ベッドルームとの境にある屏風は動きそうに見えるが、固定された壁になっている。

部屋の景色

 ここの部屋は47階にあり、西新宿や国立競技場を見渡せる部屋だった。筆者は親の出張でNYに滞在していた時期があるが、ここのホテルは英語が多く、周りが高層ビルでしかもNYに居た自分にはドコモタワーがエンパイアステートビルに見えるので、テレビを海外放送に切り替えるとNYに滞在していた時を思い出した。

 

 国立競技場は夜遅くまで明かりが眩しく、オリンピックの開会式のリハーサルを入念にやっているそうだ。

 

 ↓は出発日の早朝に撮った日の出の写真。朝の4時半ぐらいだったと思う。

 

 ちなみに、外国人宿泊者向けに風景の説明書きも戸棚に入ってあり、どこに何が有るのか分かるようになっている。このトレーに、裁縫セットや宅配ラベルなども入ってある。

誕生日記念でサプライズのサービス!

 ↓はウェルカムスナックで、京都の手作りの飴だった。

 

 驚いたのは↓の誕生日サービス。筆者は事前に誕生日の記念ステイとは伝えていなかったが、部屋の案内時に誕生日で来た旨を伝えたらすぐに誕生日プレゼントが部屋に届いた。大変素晴らしいホスピタリティで、感謝感激。こちらは家でゆっくり味わった。

ルームサービスについて

 ここのホテルはルームサービスが24時間体制で提供されている。朝食は前日に予約できる。

 出発日は、ルームサービスで朝食を頼んだ。大リーグのオールスターで大谷君の活躍を見ながら朝食を楽しんだ。ここのルームサービスはキャピトル東急のように固く冷めている食事が出てくるという事は無く、出来立てで温かい食事が届けられる。パンのジャムも果汁の酸味が効いており、特にオムレツが柔らかく、中がトロッとし、優しい味でとても美味しかった。高級ホテルは卵の使い方が上手で、どこも卵料理が美味しい。

 

 朝食時に、出発日の天気を記されたカードを頂いた。ターンダウンの時に貰えるホテルもあるが、ここのホテルは朝食の時に貰えた。

写真が多くなったので次回のレビューに続きます

 写真が多くなったので、次回「【宿泊レビュー】パーク ハイアット 東京(パークスイート)その2」へ続く。次回のレビューでは、今回伝えきれなかった内容(本棚の本について、ミニバーと冷蔵庫の中身、フィットネスクラブについて、レストランについて、ホテルの探検、コロナ対応など)と、今回の「良い点と悪い点」で挙げた項目を具体的に記し、最後にレビューのまとめとして総評を記す。

(HIROKI)