【2021年新作時計】ソーラー発電式カルティエタンクなど、新しく発表された環境配慮モデルを紹介。高級時計もサステナブルの時代へ

近年、SDGsと呼ばれる環境配慮への運動が盛んになっております。

この運動は日本国内よりも海外で高まっており、高級ブランドではプラダが再利用素材を使用したナイロン製バッグを開発するなど、環境への指向が高まっております。

このアーティクルでは、高級時計の取り組みについてご説明したいと思います。

カルティエ タンク ソーラー発電モデル

カルティエは今年、2種類のタンクを発表しました。

まず、クオーツ時計は約8年間バッテリー交換の必要がないモデルです。一般的なクオーツ時計は約2年程度で電池が切れてしまいますが、今年発表された新型タンクは運針エネルギーの効率化に成功し8年間も電池の寿命が保つようになりました。

そして、画期的なのはソーラー発電のタンクの発表でした。ソーラー発電式時計はシチズンのエコドライブなど日本メーカーではすでに一般的になっておりますが、高級時計業界ではこれまでソーラーパネルの見栄えが劣ってしまうことから採用が見送られてきました。しかしながら、カルティエは数字上に肉眼では確認することができない細い穴を開けそこから充電できるシステムを開発し、その弱点を克服することに成功しました。ソーラー発電にすることで、電池の廃棄量を減らすことを目指すことができます。

また、ソーラーモデルのレザーバンドはリンゴの廃棄物から作ったエコロジーなバンドになっております。

いずれのモデルも定価は30万円です。

ブライトリング スーパーオーシャン アウターノウン

グリーン文字盤が印象的なブライトリングのスーパーオーシャン特別モデルは、ナイロン製バンドが海の廃棄物から作ったものを採用しております。

漁に使われる網や不法投棄されたペットボトルなどを加工し、ナイロンにした「エコニール」と呼ばれるバンドは、強靭でほつれにくい素材になっております。防水性能は驚異の500m防水もあり、プロのダイバーが使用できるモデルになっております。

定価は49万5千円です。

オリス アクイス

オリスは高級時計業界に先立って、約10年前から環境保護モデルを出し続けているブランドです。

今年発表されたのは、ユネスコとコラボレーションした「ダットワットリミテッドエディション」です。このモデルは、2009年に世界遺産登録されたワッデン海をリスペクトしたもので、2009本限定での販売となります。300m防水に加え、GMT機能と針で月の満ち欠けを確認できる機能が付いております。

定価は31万円です。

デンマークの時計ブランド「nordgreen」

SDGsを語るうえではこちらのブランドは欠かせません。最後は、デンマークの「nordgreen」のご紹介です。

こちらのブランドは、購入すると慈善団体に売上の一部が自動的に寄付される仕組みになっており、そのシンプルなデザインは今年のベストデザイン賞に選ばれております。北欧は環境への取り組みが進んでいる国々として有名ですが、そうした北欧らしい魅力的な時計となっております。

具体的にどういった環境保護への取り組みを行っているか説明いたしますと、購入時の寄付制度と、パッケージに再利用されたプラスチック素材を採用しており、クオーツ式にすることでメンテナンスも簡易にできるようになっております。バンド交換も特別な工具が不要で、再利用素材を使用した素材を使っております。

定価は2~3万円です。

まとめ 高級時計もサステナブルの時代へ・・・

高級ブランドは派手な印象が強い存在ですが、最近はサステナブルを目指す取り組みとして再リース素材を採用するブランドも現れてきております。限られた資源を再利用し、いかに高品質なものを作れるかがブランドにかかっております。

記事執筆者:STADYPLUS編集担当 武井